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渋谷の自然食レストラン、さんるーむ。


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小野 史帆里 / SHIORI ONO
クシマクロビオティックス・コンシェルジュ。玄米菜食を中心とした暮らしを営みながら、東京都内のマクロビオティックやオーガニックのレストランなどに足を運ぶ。小さな庭で無農薬野菜も作る、出版社勤務の36歳。



「からだに優しい食事をゆったりした場所で美味しく食べたい。しかも渋谷のど真ん中で」。そんな“無理めな希望”を叶えてくれる穴場的自然食レストランが「安全・安心・健康 さんるーむ」(そもそも渋谷でそんな希望を出すのが間違いというツッコミはさておき)。

センター街のど真ん中に位置し、どこに行っても人・人・人な場所にありながら、ゆったりとしたスペースで食事をいただける。使っている素材は、できるだけ農薬を使わずに作ったものや生産者がわかる安心・安全なものを用いているので、安心してからだに優しい食事をいただける。

訪れたこの日は、夏の期間限定メニューがメインメニュー。オーダーしたのは、「夏のおばんざい御膳」(上の写真。1,280円 税抜)。ごはんと汁物はそれぞれ2種用意されたものからチョイス。ご飯は「八穀ご飯」か「もち米玄米入りご飯」を、汁物は「京風おすまし」か「とろろ」を。

【「夏のおばんざい御膳」ラインナップ】
■メイン
・賀茂なすの味噌田楽
■おばんざい
・ちりめん山椒おろし 
・湯葉とお揚げの炊いたん
・夏野菜のしば漬け
・あみの佃煮
■ごはんと汁物
・八穀ご飯
・とろろ



メインの賀茂なすの味噌田楽。なすがジューシーで、口に運ぶとギュギュッと凝縮されたなすの汁がじゅわーっと広がる。なすの瑞々しさと味噌の甘さが絡まり合って、旨み倍増。なす最高。



八穀ご飯を選んだ。夏疲れの出始めたからだに八穀が優しく染み渡る。噛めば噛むほど美味しい。とろろをかけて食べたら、そのしゃりしゃりとした食感とごはんの甘みのコンビネーションが◎。とろろは濃くて弾力があり、まさかの(!?)芳醇な味わい。



テーブルには見慣れたラベル「自然食品の店 F&F」のごま塩と醤油がセッティングされている。とろろの芳醇さを引き出したのが、まさにこの醤油。醤油の旨さは味の大きな決め手になる。

料理の味は全体的にやや濃い目。疲れているとき、からだは濃い味を欲するので、そのぐらいのテンションのときのほうが塩梅がよいかも。とはいえ、食後の胃が軽いので、本当に快適。

 * * *

ところで、さんるーむのメニューには、「ドリンクデザート付きはプラス400円(税抜)」というサイドメニューがある。散々食べた後だけれど、全体的に丁寧に作ってあるごはんが美味しいので、きっとデザートも素敵に違いないと追加オーダー。



「抹茶ラテプリン カプチーノ仕立て」。手前がきな粉アイスで、奥が抹茶ラテプリン。

これが美味しかった。どちらもさっぱりとした味わいなのにコクがあり、しかも、食べた後、こちらも胃が軽い。一緒に頼んだオーガニックコーヒーとのコンビネーションも◎(和の甘味にはコーヒーを合わせたい派)。思いの外ボリュームがあるのもちょっとうれしい。小腹が空いたときにふらっと食べに来るのにちょうどいい大きさかも。

ほかにも「紫芋のロールケーキ 紫芋アイス添え」「黒糖のクリームブリュレ きな粉アイス添え」「マンゴーミルクレープ マンゴーソルベ添え」などがあり、どれも魅惑的で選ぶのに困った。


最後に。

「からだに優しい食事をゆったりした場所で食べたい」と考えたとき、空間スペースをゆったりとったおしゃれカフェを想像しがちだけれど、このお店で忘れてはいけないことがひとつある。

空気感が「昭和」。



お店の外観を見るとわかりやすい。

これがこのお店でゆったりできる“秘密”であり、穴場たる所以でもある。これを許容できる人のみが訪れていることを書き添えておきたい。

安全・安心・健康 さんるーむ
http://www.shizenshoku-sunroom.com/

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